島田市の「中河の家」は、元気いっぱいのお子様とスポーツが好きなご家族。
奥様のご実家の土地を造成し広さも100坪を超えるゆとりある敷地で、視線を気にせずお庭で生活を楽しめるよう計画しました。
外壁はブラック塗装したガルバリウムを横張りで仕上げました。玄関や軒天は杉板で仕上げました。
木と黒をうまく使ったモダンな外観です。
リビング広縁の庇は大きく1000ミリほど出しつつ、日当りシュミレーションで冬の日当りも検討済。
内と外の生活を多用途につなぎ豊かにしてくれます。
南側には大きな開口部がならび、デザインからもエコ住宅がわかります。
隣家の高さに合わせて計画した木塀は、敷地を視線から完全に守ります。
内部は木の使い方、自然素材にこだわりました。
リビングには大開口の広縁を設け、明るく開放的な空間となっています。
障子で仕切ることもできる空間と開け放して昔の日本家屋のような外と中をつなぐ中間領域のような役割を持たせています。
壁紙は卵の殻を再利用したものを用いました。
持続可能なこれからの時代にマッチし、なおかつ湿気を吸収したり材の持つ本来の良さも感じることが出来る素材を選びました。
玄関は土間仕上げの大きなワンルーム空間。
玄関としてだけでなく、様々な道具を収納したり手入れしたり、暮らしをおおらかに包む多目的な空間としています。