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構造見学会のお礼。
2024-08-26
カテゴリ:高岡の家
2週にわたって構造見学会を開催中の
『高岡の家』
一週目が無事終了しました。
ご見学いただきましたお客様、
快く現場を貸していただいたお施主様、
本当にありがとうございました。
これまでの工事の過程を
写真を見ながらご説明したり、
日当たりシュミレーション、
光熱費シュミレーション、
室温シュミレーション、
構造計算に構造部材や基礎へのこだわり、
気密性能の大切さ、測定結果など、
時間をかけてじっくりと
ご説明できました。
少しでも皆様の家づくりの
参考になれば幸いです。
今回の見学会、
延べ床38坪のお宅を
10畳用のエアコン一台で
空調してみました。
昼前には外は30℃まで
気温が上がっていましたが、
室内は20℃ほどで少し寒いくらいでした。
工事中ですが、
断熱気密がしっかりと効いていることも
体感していただけました。
今回の構造見学会に
ご都合がつかなかったという方、
ご安心ください。
今週末も行っております。
『長く暮らす家だから…
中身を知らずに建てられますか?』
まだまだご案内できますので
こちらからご予約ください。
ご予約お待ちしております。
お引渡しです。
2024-08-22
カテゴリ:下小田の家3
『下小田の家3』
待ちに待った
お引渡しを迎えました。
工事用のキーから本キーへ
鍵のお引渡しも完了
コンパクトながらも
木の良い匂いが部屋中に広がる、
すてきな樹の家が完成しました。
お施主様から
温かいお手紙をいただきました。
スタッフや大工さん、
私にまで、
いろいろとお気遣いいただき
本当にありがとうございました。
お引渡しおめでとうございます。
新居でのご生活が、
より良い暮らしになることを
心から願うとともに、
家づくりに携わることが出来た事、
本当に感謝しております。
建ててからが
長いお付き合いのスタートです。
これからも末永いお付き合い
よろしくお願いいたします。
気密測定を行いました。
2024-08-20
カテゴリ:高岡の家
気密測定について
少しだけ説明します・・・
写真の拡声器みたいなこの機械は、
お家の隙間が
どのくらいあるのか測定できる機械です。
測定した結果から
総相当隙間面積(αA)を計算し、
床面積で割った相当隙間面積
(C値)を計算します。
このC値を知ることで、
お家の気密性能を数値で
客観的に判断することができます。
測定器を回して室内の空気を
外に強制的に排出して
室内を負圧にして行い、
その時の圧力の差と通気量を、
圧力差を変えて5点記録します。
気密性が高いと外から空気が
入ってきにくいため
圧力の差が大きくなり、
気密性が低いと
圧力の差が小さいままになります。
最終的には5点の圧力差と通気量の関係から
計算で総相当隙間面積(αA)を求めます。
三回測定して結果は、
c値0・16㎝2/㎡
四捨五入して0.2
とても良い結果が出ました。
大工さんが、
丁寧な施工をしてくれたおかげです。
ありがとうございます。
測定後、サーモカメラを使い
断熱施工を再確認。
しっかりと気密性脳を担保することで、
断熱性能や換気性能が発揮されます。
みなさんも
机上の数字だけで満足せず、
気密測定をされることをおすすめします。
構造見学会のお知らせ
2024-08-16
カテゴリ:高岡の家
藤枝市で建築中の「高岡の家」にて、
構造見学会を開催いたします。
構造見学会では、
工事中の建物の柱や天井といった、
隠れてしまう部分を実際に見ていただき、
断熱工事や気密工事、
耐震等級3を取得した構造体、
劣化対策やシロアリ対策等、
家づくりへの
こだわりを知ることができます。
そして随所に見られる、
大工の技が見どころです。
完成してからでは見えない所こそ、
どんなつくりをしているのか、
どんな素材を使用しているのか
気になりませんか?
建物の耐震性・断熱性・気密性は
大丈夫なのか?
どんな施工方法なのか?
どんな人が施工しているのかなど、
お客様が気になる質問に
どんどんお答えします。
過去の構造見学会の様子。
家づくりについてはもちろん、
住まいの性能や自然素材の特徴、
住まわれてからの
メンテナンス方法についても
ご説明いたします。
建設中の現場を見ながら、
大工と会話ができる
数少ない機会ですので、
是非ご参加下さい。
日時:2024年8月24日(土)25日(日)10:00~17:00(時間予約制)
2024年8月31日(土)9月1日(日)10:00~17:00(時間予約制)
場所:藤枝市高岡(お申込みの方には案内図を送りいたします)
建物概要:木造2階 長期優良住宅 耐震等級3 耐風等級2
断熱等級6 G2グレード UA値0.40w/㎡K
耐震等級って。
2024-08-12
カテゴリ:コラム
最近、宮崎沖で地震が起きて
南海トラフ地震臨時情報
(巨大地震注意)が
発表されたり、
大きな地震が頻発しているので、
スマホのアラームが鳴るたび、
ゾワッとしてしまいます。
耐震等級...
高性能住宅を静岡で建てたい
と思っている方には
釈迦に説法かもしれませんが、
耐震等級のお話をすこし。
耐震等級には、
1から3のランクがありまして、
等級1は震度6強の地震に
一回は耐えられます。
という考え方の物になります。
逆に言うと、
一回目で受けたダメージ次第では、
二回目が耐えられないかも?
が許されております。
耐震等級2は1の1.25倍
等級3は1の1.5倍の強度
と言うのが
ざっくりとした説明になります。
能登半島沖地震での
各等級が
どんな結果だったのかは、
現在調査中になっておりますが、
熊本の場合は耐震等級ごとに
どのくらいの被害があったのか
公表されております。
熊本のように
震度7が二階来た場合、
耐震等級1の建物であれば、
約6パーセントの確率
17軒に一軒くらいは、
自分の家には
住め無くなってしまいます。
一方、
耐震等級3の建物は、
住めなくなった建物は
一軒もありません。
等級1と3の違いは、
大地震が来た時に
住み続けられるかどうか、
と言う性能にある
と考えて良いと思います。
私が初めての家づくりセミナーで
たまにお見せするこの動画
数字で出てくる1.5の家が
等級3の家です。
せっかく建てた家が
地震で動画のようになってしまう。
倒れなくて
地震から命を守ってくれたけど、
家に住めなくなってしまっては、
経済的にも大きな損失が出ます。
地震保険に入っていなかったり、
入っていたとしても、
思うような額が出ないことも...
どちらにしても
大打撃を受けてしまいます。
等級1から3に上げるために
構造補強や計算等にかかる費用は、
ざっくり
100~150万円くらいだと思います。
そんなにかかってしまうの?
と思われる方には
家づくりはお勧めできません。
ご家族の安全安心と未来を
比べて高いと思われるようでしたら、
もっと違うことに
お金を使われるのが良いと思います。
こう大きな地震が一年に何度も来ると、
否応なしに地震への関心は高まります。
自分だけでなく
未来の世代にも残すことが出来る。
地震がきても、
住み続けることが出来る可能性が高い
耐震等級3を
選んでもらえたらと思います。
世の中には
耐震等級3相当と言う言葉があり、
検索すると
そちらを進める会社も多く見つかります。
相当が悪いわけではありませんが、
全くの別物です。
お客様をだますようで、
私は会社としての
理念を疑ってしまいます。
皆さんは
まともな建設会社を選ぶ
という意味でも、
しっかりと耐震等級3の
安心安全な家を作ってくれるところを
選んでください。