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ヒートショックに備える住まいづくり

2024-12-12
カテゴリ:コラム
ヒートショックに備える住まいづくり ~大切な命を守るために~
こんにちは。今回は、ヒートショックについてお話しします。近年、著名な方々の訃報をきっかけに注目されているこの問題。特に寒さが厳しい季節になると、その危険性は一層高まります。

先日の中山美穂さんや野村克也さんがこの問題でお亡くなりになられた可能性が指摘され、ヒートショックのリスクを改めて考えるきっかけになりました。

交通事故の3倍とも言われる被害が発生していることを知ると、他人事ではありません。
今回は、ヒートショックの実態と対策について、住まいの観点からご紹介します。
◆ ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度変化が体に負担をかけ、血圧の急上昇や急降下を引き起こす現象です。特に冬場の入浴中に多く発生し、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすリスクが高まります。高齢者だけでなく、若い世代にも無関係ではありません。

例えば、暖かいリビングから冷えた浴室や脱衣所に移動するとき、温度差が体に大きなストレスを与えます。この温度差こそがヒートショックの主な原因なのです。
◆ 交通事故の3倍、静岡県のヒートショック予報
冒頭にも書きましたが、ヒートショックによる死亡者数は交通事故の3倍にものぼります。この現実を知ると、住まいにおける温度管理がいかに重要かが分かります。

静岡県のHPから、「ヒートショック予報」を見ることもできます。天候や気温の変化から、ヒートショックのリスクが高まる日を予報し、注意を呼びかける仕組みです。これを活用して、入浴前の準備や室温管理を徹底することが、命を守る第一歩です。
◆ ヒートショック対策は住まいから始める
寒い季節、ヒートショックのリスクを減らすために、家づくりの視点からできることがあります。当社では、以下の対策を提案しています:
  1. 温度差をなくす断熱リフォーム
     全館暖房や断熱性能を向上させるリフォームで、家中の温度差を小さくします。
  2. 脱衣所や浴室に暖房設備を設置
     入浴前に浴室や脱衣所を温めることで、急激な温度差を防ぎます。
耐震補強工事がきっかけで何度も工事にお世話になっているオーナー様から
暖房機を洗面室に設置したいとのお問い合わせをいただきました。

今回は、「コロナ ウォールヒート」をご提案したいと思います。
壁掛けタイプの暖房器具で、脱衣所やトイレなど狭い空間にも設置しやすいのが特徴です。省エネ性も高く、短時間で空間を暖めることが可能です。これにより、より快適で安全な住環境を実現します。
◆ 今こそ、住まいの見直しを
家は「安心して暮らせる場所」であるべきです。
ヒートショックは、適切な対策を取ることで大幅にリスクを軽減できます。特に、これからの季節は注意が必要です。小さな工夫と最新の設備を取り入れることで、住まいが家族の命を守る「盾」になります。
◆ お気軽にご相談ください!
ヒートショック対策について、「自宅はどうすればいいの?」「どんな設備が効果的?」など、具体的なご質問やご相談を受け付けています。当社では断熱リフォームや「コロナ ウォールヒート」の設置も対応可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
家族みんなが安心して過ごせる住まいづくりを、全力でサポートいたします!

有限会社仲田工務店
〒426-0051

静岡県藤枝市大洲2丁目13-7
TEL.054-635-1822
FAX.054-636-2309


1.建設設計(在来工法・鉄骨)
2.リフォーム(増改築・内装・外装)
3.構造調査(耐震診断・補強工事)


■建築業許可番号
静岡県知事許可(特-3)第010909
■事務所登録番号
 一級建築士事務所登録(1)第6475

 
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